キミとボク


 “抱きしめてる”??
ギュッてしてるの??

 状況を想像して、一気に恥ずかしくなって焦りだす。




「は、はっハルくん!?!?」

「なに」

「あたしもう泣いてない!!!平気!!!」

「そ。ちょっとゴミ捨ててくるから待ってて」




 ハルくんが離れて、なんだか一気に寂しくなった。
なんだろう、この寂しさ・・・。




「おぃ見ろよ!」

「ん?ぅわ、包帯だらけじゃん!気持ちわりぃ」

「なんで包帯だらけか聞いてみるか!」

「おっ、いいねぇ笑」




 嫌だっ・・・来ないで。
嫌だ。
来ないで。

 誰か助けて。
ハルくん・・・早く戻ってきてっ!!!


 誰かが目の前にいる気配。




「ねぇあんたなん「柚李亜、知り合い?」

「ハルくん!?」




 思わず立ち上がって、手探りでハルくんをさがす。




「ハルくん・・・ハルくん、どこにいるの!?」

「ここにいるよ」