キミとボク


 キャップを取って、片方の手を口につけて位置を確認してジュースを飲む。




「久しぶりに飲んだ!やっぱり美味しい!」

「そんなに久しぶりなの?」

「うんっ、ご飯の時にお茶を飲むくらい。みんな忙しいし頼みずらくて・・・一人で行けないし」

「なら今日からは僕が一緒に買ってあげる」




 それって・・・
これからも来てくれるって事・・・?




「ハルくん、また会いに来てくれるの?」

「なに言ってんの、あたりまえ」

「っ・・・ありがとっ・・・」

「ちょっと、なんで泣くの!?僕なんかした!?」

「違うっ・・・」




 嬉しいんだよ、ハルくん。
ハルくんがまた会いに来てくれるのが。
こんなあたしに会いに来てくれるのが、

たまらなく嬉しいの。




「あ~、泣くなよ!」

「えっ・・・・、」




 あたしの体をなにかが包んだ。
なに、これ??




「ハルくん、なんかしてるの?」

「柚李亜を抱きしめてるけど、なんか文句ある」