キミとボク

「それじゃぁまたな」

「あぁ」




 病院の前にじぃを呼んで待って、純は電車だから別れた。

 やっぱり春はいい。
この天気・気候・景色、全部どの季節よりましだ。




「ねぇねぇ!!」

「・・・・」




 顔を上げずに視線だけを声の方に向けた。
そこにいたのは、化粧が濃くて露出が多い服を着た女二人。




「こんな所でなにしてるの?暇ならあたしらと遊ばない?」

「暇じゃない」

「絶対暇じゃん!!」




 面倒になって僕は全部流す事に決めた。
ダルすぎるんだよ。

 女どもがマシンガントークを始めて早5分。
目の前にフルスモークの車が止まった。




「ぅわ、超高そう!!」

「ヤバくなぁい!?」

「邪魔、どいてよ」

「「え?」」




 僕は立ち上がってじぃを待つ。
じぃが運転席から出てきて俺の前に立つ。