「…どうした?」


「忘れ物。」


ん?なんかあったっけ。


「?……んっ」


郁也はそう言って、私にキスをした。


「じゃあな!」


そう言って微笑んで出ていった。


「……バカ///」


こんなことされたら、また熱がでるよ///


次の日、ちゃんと私は学校に行った。


しかし数日後、私の風邪が移ったのかどうかはわからんが、郁也が風邪で寝込んでしまった。




*fin*