『あ〜やっぱ焼き鳥にはビールっすね。』



『おっさんか!!笑。俺お前のそうゆうとこ好きやわ笑』



『おっさん臭いとこ?笑』



『うん笑。』



褒められてるのか貶されてるのかよくわからないまま、ビールを呑み進める。



居酒屋を出る頃には少し足元がフラついていた。



『お前…実は酒弱いやろ?』



『好きなんですけど…強くはないですね…ふふっ』



『気持ち悪い笑い方すんな!!笑。カラオケでも行くか?』



『行きましょー!!最近行ってないし!』



テンションがあがって上機嫌なあたしは、真也の手を引き近くのカラオケボックスに入った。