真也の周りには



何故か人が集まってくる。



みんなお土産を貰って



いつも帰る時間はとっくに過ぎているのに



真也の周りに集まって話をしている。



『ｻﾘｰ！！土産取ったかぁ？』



『あっまだです!!』



『手のかかる子やな笑。はいっﾁｰｽﾞｹｰｷと東京ﾊﾞﾅﾅやるわ。他の奴に取られんなよ？笑』



両手に乗せられたお菓子。



目の前にはあの、にんまり顔。



『…今食べていいですか？』



『えぇで笑』



お腹が空いていたあたしは、東京ﾊﾞﾅﾅの封を一つ開けるとかじりついた。



その様子をにんまり見つめる真也。



『…おいしぃ〜！！』



『そんなに腹すいとったん？笑』



『いや…それもありますけど…めっちゃ美味しいです!!』



『そりゃ良かった☆ﾁｰｽﾞｹｰｷも美味いから帰って食えよ。』