あたしは総長、あたしは姫



「二宮 ひなたです。よろしくお
願いします」

教壇に立ち、
笑顔で自己紹介をする女…改め、
ひなた。


―対して、横にいる男たちは
相も変わらず、
表情も目も…冷たい。


「神宮寺 恢(ジングウジ カイ)」

…とだけ素っ気なく
金髪男が言うとそれに続けて、

「京本 臣(キョウモト ジン)」

と、黒髪男が言い、

「宮野 総(ミヤノ ソウ)」

と、赤髪男が言い…

最後に、

「野上 蒼(ノガミ アオイ)」

茶髪に金メッシュの“女”が、
言った。


彼女は男装をしているだけで、
れっきとした女だった。