扉~イジメ~


「アハハハハハハっ!」

高い笑い声が響いた。

私の全身は、粉と水と泥でぐちゃぐちゃだった。


本当にふざけんなっ!!

姫様はその日から狂い始めた。


「ねっ、ゴミー?」

なんで私がこんな想いをしなきゃいけない訳?


「ゴミなんだから、この仲間、捨ててきてくんない?」


姫様にかけられたのは、どこから集めたのか、
大量のゴミ。

生ゴミから紙から何まで。



皆は止めない。

分かってる、怖いんでしょ?


私は誰も傷つけないよ。


「ちょっと!うちの可愛い友達になんて事してるの!?」


千愛が姫様を怒鳴りつける。


千愛が危ないっ。


「あん?

だってー私の亮君に手を出したのがいけないのよ?

分かってなかったのー?
やめてほしければさっさと別れなよ♪ブス女っ!」


姫様ーー転校してきた時から、全然違う。

唯一先生の前ではいい子だけど。

千愛も、拓も、巻き込まないで。


お願いだから私の大切な人だけはーーー


「姫様。」


貴女はいつから姫様って呼ばれるようになったの?


私まで姫様って言ってるじゃないー。