扉~イジメ~



ーーー朝。

迎えに来ない亮。

千愛と拓はいつも通りに来て、

「おはよー!元気ー?」

とか言って、

私を心配させないように笑う。


優しさが身に染みて、

凄くーーー有難い☆

「私達は何があっても実依の味方だからね!」

その笑顔を見たら私は幸せ者だと知らされた。

学校に着いて、

教室に行きたくないと思いつつ靴箱をあける。


「きゃーっ!」


そう。もうイジメはーー始まってたんだ。


靴箱には、大量の生ゴミが入っていて、
靴も落書きだらけだった。

『死ね、ウザい、消えろー』

私は大好きな亮と一緒にいるだけなのにー。

それをなんで許してはくれないの?

唯奈さんーー姫様は一体何を考えてるの??

しょうがないから、
靴箱と靴はほおっておいてスリッパを借りた。


私の、唯奈さんのクラスのドアにてをかけて、

ゆっくり開ける。


「キャーー!!?」

私の悲鳴が廊下にまで響いた。