扉~イジメ~


くずごみと一緒に捨てられていた

私のピンクの上履きーー。

泥だらけだし、

ここにも、悪口が描かれてるー。

親にこの前、買ってもらったばかり
だから、買ってなんて言えないよー。

とにかく、

出来る限り綺麗にしたけど1時間目はサボる事になっちゃった。


ちょうど休み時間に私は教室に入った。


ーーバンッ

頭の上に痛い感覚がー。

「うわー。きたなぁい★」

言ったのは、

海音のファンクラブ会長ーー。


バケツが転がっていて、

身体はビショビショ。

「それさ、トイレの水なんだよー!

後で捨てようと思ってたのにぃ、
それ、片付けといてよ!

後、綺麗にしてあげないとぉ。
片付けたら私達の所に来な。」

そう偉そうに言い放つと、

どこかへ行き、

皆もニヤニヤと私を見る。

「なっ、何よー!

ちょっとくらい、手伝ってよね!?」

私が男子達に叫ぶと、

男達は笑って、

「嫌に決まってんじゃん。

お前の時代は終わったんだよ。

今は姫様の時代だから!

さっさとやれよ!!」

汚い言葉を吐くと、
私に向かって歩いてきた。