扉~イジメ~



その日は何もなく終わった。


ホントに何もなかった。

騒がず、喋らず、男子ともーー


ーー朝。

今日は身が重いよーー。


でも、皆、変わってるかもしれない!


そんな希望を持って、

学校へ行った。

私の地獄の始まりだった。


靴箱を開けると、

ラブレターじゃなくて、

虫の死骸と、

ーーー『学校に来んな。』

『消えろ。』『うざい。』
『気持ち悪っ。』『猫かぶってんじゃねぇよ。』『死ね死ね死ね』
『死ね。皆の為にも(笑)』
『遊び人』『男ったらし』ーー


こんな事、一度だって無かった。

なんで急に?

悪口がたくさん書いてあって、
目が可笑しくなりそう。


「あれ?上履きがぁーー」

ない!!

上履きが無い!!

どこ?どこ?

可愛くしたばかりの上履き!



ーー20分後。

「あったー。」

こんな事する奴等は、

どうせ、こういう所に捨てとくんだ。