扉~イジメ~



「ねぇ、番長こと、菜穂。

付き合ってくれない?」

またぁぁぁぁ!?

多分ーー。


海音と別れたからって事を聞きつけた海音のファンだと思う。


体育館裏に私は連れてかれた。


「ねぇ、面倒臭いから、早く話してくれない?

海音は、勝手に付き合いたいって言うから付き合っただけだし、

でも、飽きたっていうか、

無理矢理だったし、嫌になって別れただけー。」


私は軽く言葉を吐き捨てる。

「それもあるけど、海音を傷つけたうえに、

今度はーー藤谷正輝君。

狙ってんでしょ。」


なんで知ってるの!?


「え。まぁね。」


「てめぇ、ざけんなよ。

覚悟してな。

これから、地獄が始まるから。

姫様からの、素晴らしい地獄!」


笑ってどこかへ行く女達。


うぅーん。

何だったのかなー?

教室に入ったらーーー。


「キャーーー!!」


今日3回目の私の叫び声。