扉~イジメ~


「さて、目的分かってる?

梨穂、私が行うのはーー

“イジメ”よ。

分かってるわね?」

言ったら、


梨穂は固まった。

「何ーー言ってるの?

イジメーー?」

もう、この反応嫌い。


「イジメよ。

文句あるの?」


梨穂を冷たく睨む。


「え?別に?

唯が良いなら、来が良いなら、

私はーー構わないよ?」


「ありがとう。」

なんか、

居心地が良い。


この子、好きだな。



「唯姉様、人が来ますよ!」


私の学園!!

スタートナウ。


夜、作ったチラシを学校中に

貼っておいた。

『嫌な事があった人、
誰かに怨みがある人は、
2年2組 東乃 唯奈まで。』


私は嫌な子の味方。


私は悪くないわ。

悪いのは、こうさせた、親よ。