扉~イジメ~



学校に行く。

私の自由を求めに。

幸せを求めに。


ーー学校に着く。


クラスには、誰もいない。


私と、来菜と、

ーー誰か。


「お姉様、この子は私の神友なの!


この子だけは、見逃して!

亮君の不幸から、今まで救ってくれたのは、


ーー梨穂。

この子がいてくれたから。」


えっと。

西本 梨穂。

ふぅん。


意外にも、私は微笑んだ。


「良いわよ。

梨穂と、来菜と、亮君だけは。

気を付けるわ。

でも、忠告をしたら、

直してね?」

「もちろんよ。

梨穂。分かった?」


梨穂は、

訳が分かってないような顔で

「えっ?うんー。

まぁ、

唯奈さんの言った事に気を付ければ良いって事ね?」