扉～イジメ～

離れる唇。

重なった唇は熱くて、

嬉しくて、


私の物なんだ！

って実感した。



「亮、好き。」

優しく甘えて言うと、

やっぱり亮は。


「俺も大好き。

実依ー。もっとキスしたい。」


なんて言ってくれる。


「ちょっとぉーーー！

実依！ここはどこか分かる？」

「目を覚ませー！」

「バカップルはこいつらの事で
決定だな。」

「超羨ましいよーー！」


一瞬で、

身体が熱くなって、

超恥ずかしくなった。

「皆ぁ、ありがと！ごめんっ！」