年下君の扱い方




そんなことがあって今
私の誕生日に至る。




でもまだ救いが
どちらの指にはめてくれるか、
である。




直樹は前に
結婚したい相手にしか
左手に付けたくない

と言っていた




正直ドキドキである。




仕事が終わって迎えにくる


もう止まっていた車に
駆け寄る私







ぱああああぁぁぁぁん!!!





キャッ!!






誕生日おめでとうっっ‼





もぉーお!
びっくりしたぁ!!





まさかこんな夜に外で
クラッカー鳴らすなんて(笑)


近所迷惑だろうに
そんなお茶目なとこが
また大好きなんだ。




嬉しくて抱きつく





ありがとう…
大好き!




あたしは嬉しくて
満面の笑顔で笑った

彼も満面の笑みでキスをした。