「どうしたんですか?今日はナツさんの誕生日でしょう?」
初めて。
本当に生まれて初めて、自分の誕生日を知り、祝ってもらった瞬間でした。
それまで俺は誕生日なんてものは、ひとつ歳をとる区切りの日に過ぎないと、そんなふうに思っていて、自分の誕生日が12月であることは知っていましたけど何日かなんてことは、とうに記憶から抹消されていました。
ただ1年が過ぎると、ああ一つ歳をとったんだな、と。それだけでした。
ジンちゃんはニコニコと本当に嬉しそうに、ろうそくをたて火をつけました。
そして部屋の電気を消し、俺に火を消せと促してきました。
初めて。
本当に生まれて初めて、自分の誕生日を知り、祝ってもらった瞬間でした。
それまで俺は誕生日なんてものは、ひとつ歳をとる区切りの日に過ぎないと、そんなふうに思っていて、自分の誕生日が12月であることは知っていましたけど何日かなんてことは、とうに記憶から抹消されていました。
ただ1年が過ぎると、ああ一つ歳をとったんだな、と。それだけでした。
ジンちゃんはニコニコと本当に嬉しそうに、ろうそくをたて火をつけました。
そして部屋の電気を消し、俺に火を消せと促してきました。

