【珍獣使い】の憂鬱

そうして俺は強引にジンちゃんの部屋に連れていかれました。


今でこそ俺とジンちゃんは、まあまあの売れっ子でマンションに住んでいますが、当時はただの訓練生でしたしお互いにアルバイトで生計をたてていましたので、ジンちゃんの部屋は6畳一間の狭いアパートでした。


汚いってわけじゃなく、かといってキレイでもなく、ジンちゃんの性格そのまんま。

物がごちゃごちゃと乱雑に置かれていて、部屋の真ん中にはまるいテーブルが一つあるだけでした。


時間は午後の6時頃だったでしょうか。

冬でしたから外はもう真っ暗で、部屋はキンと空気が冷えていて、防寒機具はストーブいっこでした。