【珍獣使い】の憂鬱

俺とジンちゃんがコンビを組むことになったのは
(俺が根負けしてそうなった時)
9月のことで、あの例の『指輪捜索事件』はそれから2ヶ月後の11月のことでした。


それから更に1ヶ月が経過した、12月のこと。

「ナツさん、今日ぼくんちに来てください」

また性懲りもなくジンちゃんが俺を誘ってきました。

ジンちゃんのことは信じたいと思っていましたし、人として好きだと思うようにもなってきました。

それだけでも大きな進歩です。

だって、それまで好きだと思える人なんていませんでしたから。