【珍獣使い】の憂鬱

ジンちゃんのことは信じようと…いえ、信じたいと思いました。

彼なら、こんな俺でもどうにかなるかもしれない、どうにかしてくれるかもしれないって、そう思ったからです。


でもねえ、不思議なもので。


ジンちゃんが優しければ優しいほど、俺の心は臆病になって、怖い怖いって泣き出してしまったんです。

相手は優しい神様なのに、ね。

きっと世界で一番優しい人に裏切られたら、もう二度と俺の心は再生しないって、そう思ったんでしょう。

だからジンちゃんとコンビを組むことになっても、信じよう信じたいって決心しても、俺の心の中には疑いの鬼がいつも金棒をもってデンと構えていて…

怖かったです。