【珍獣使い】の憂鬱

その頃から、俺はジンちゃんのことをかわいいと思うようになりました。


バカで、単純で、純粋で、俺のことがだいすきな珍獣。


ペット感覚です。

誰にでも懐くダメペットでしたが、忠誠だけは俺に誓っていましたから、人間の形をした大きなペットでした。


だけど俺はまたしても失敗と間違いをおかしてしまったんです。