だから今度は『夏』として、俺の本意でもって、俺が心からそうしたいと思って、ジンちゃんのために出来ることを必死に考え、出した結果は


立花優神の相方『楡川夏』になる


それだけでした。


言葉にすると簡単で、別に今までと変わらないんじゃないかと思われるかもしれませんが、その時の決断は安易なものではなくて、ジンちゃんの相方として一生を共にするという、俺の残りの人生全てをかけた決断だったんです。



その先に更なる憂鬱が待っているとも知らずに。