ぐきゅるるぅ〜



「…??」

「…」


顔を赤らめる猫。


か、可愛い…!!

「家に来…」

「結構よ。」


断固拒否されたあ!!


「ち、ちょっと待ってろ!」

僕は早足で一番近くのコンビニへと駆け込んだ。

そして、風の如く目的の品をゲッツ!


素早く会計を済ませて戻ってきた。


「早かったのね。」

「こ、これ!!」


僕は息を切らしながら、猫に缶詰めのキャットフードを差し出した。

「…」


「あの…猫さん?」


ツンデレ猫は、息を吐いて呟いた。



「キャットフードは嫌いなの」