楓ちゃんは色が白くて細いから…
白のワンピースは絶対だな。
あとは…ジーンズ生地のベストみたいな上着をあわせて…。
靴は…茶色かな??
鞄はかごっぽいやつで…
髪は…アップにして緩く巻いてみた。
「はいっ。こんな感じでどう??」
「可愛いー!!」
楓ちゃんはニコニコしながら全身鏡を見ながらくるっとまわった。
「んじゃ…あとはちょっとメイクするね」
「お願いしまーす」
楓ちゃんは可愛いから薄くでいいよね。
「はい。できた」
「わー!!ありがとー!!」
鏡をみたあと、こっちを向いてニコッと笑った。
か…可愛い…!!
「彼氏に襲われないでね!!」
「なに言ってんのー紗梛さん」
いや…
笑ってるけど、女の私でも惚れかけるくらい可愛いから!!
「あ。そろそろ時間じゃない??」
「あっ。ホントだ!!ありがとう。紗梛さん!!」
「うん。紗梛でいいよ。また何かあったら来てね??」
「ありがとう!!これ、私のメアドと番号。よかったら登録しといて!!んじゃ…いってきます!!」
「楽しんでね~」

