空-番外編-



次の日


私は倉庫に来ていた。


幹部から入れる部屋でくつろぎながら、必死でゲームをしている玲夜に話しかける。


「なあ。玲夜」

「んあ?!なんだよ」


テレビ画面をしっかり見て、指を速く動かしながら答えてくれる。


「玲夜は将来の夢とかあんのか??」

「夢?!…あるよ」

「あんのか?!」


私はビックリして寝転んでいたのに飛び起きてしまった。


「よっしゃー!!クリアー♪」


このゲームおたくが??


「俺は…ゲーム開発者になる」

「なるほど…」

ゲーム好きだからか。


「晴稀と大毅は??」



暇そうな2人にも聞く。