鯖を読んでる転校生=社長!?

この人たち、やばい。

身の危険を感じてさらに体は動かなくなった。

助けて誰か・・・・!!!

と叫びたくても声は出ない。

さらにここは人気のない場所。

最悪。

久しぶりに登校したらこれだ。

光河もいないし誰も助けには来てくれない。

何やってんだあたしは。

教室を飛び出してこんな所まで怒り狂い走ってきた自分を恨む。

あたしの髪を触っていた男の顔がだんだんと近づいてきた。

オワッタ・・・・

あたしは硬く目を瞑った・・・とその時!

「先生っ!!!上級生が下級生の女の子虐めてます!!!!こっちです!!!」

男の子の声が響き渡った。

「チッ」

先輩3人はその声を聞いてその場から立ち去っていった。

・・・・・助かった。

「よかった」