あたしは無理矢理笑って自分に大丈夫と言い聞かせた。
そしてまた横になる。
天井を見て心を落ち着かせる。
「大丈夫大丈夫」
何度もそう言って隣にあった光河の手をそっと握った。
そしてまた目を閉じた。
あたしはそのまま眠りに落ちた。
鼻につく臭いがする。
これは昔お母さんが入院してた時によく嗅いでいた医薬品の臭い。
そこであたしはうっすらと目を覚ました。
ぼやける視界に見えるのは白衣を来た人と寝巻きの光河。
そして頭上には液体の入った袋。
「んん・・・こぅ・・が?」
あれ?声が出ない。
だんだんと視界がクリアになる。
「痛っ」
「結輪!?」
起き上がろうとしたあたしに気づいた光河。
なぜ痛いか?
「結輪様、まだもう少し安静に」
白衣を来た医者?らしき人があたしに声をかける。
「まだ点滴終わってないから」
そう言って光河はあたしを横にした。
点滴・・・左腕に針が刺さったあたしの手。
そら痛いわ。
2人の会話を聞いていると、どうやらあたしは朝から凄い熱だったらしい。
今はお昼の2時。
朝から光河があたしの異変に気づいて心配のあまり医者を呼んだとか。
大した病気ではないがどこかから風邪を貰ってきたようだった。
咳はないけど熱が凄いらしい。
確かに体中が熱い。
そしてまた横になる。
天井を見て心を落ち着かせる。
「大丈夫大丈夫」
何度もそう言って隣にあった光河の手をそっと握った。
そしてまた目を閉じた。
あたしはそのまま眠りに落ちた。
鼻につく臭いがする。
これは昔お母さんが入院してた時によく嗅いでいた医薬品の臭い。
そこであたしはうっすらと目を覚ました。
ぼやける視界に見えるのは白衣を来た人と寝巻きの光河。
そして頭上には液体の入った袋。
「んん・・・こぅ・・が?」
あれ?声が出ない。
だんだんと視界がクリアになる。
「痛っ」
「結輪!?」
起き上がろうとしたあたしに気づいた光河。
なぜ痛いか?
「結輪様、まだもう少し安静に」
白衣を来た医者?らしき人があたしに声をかける。
「まだ点滴終わってないから」
そう言って光河はあたしを横にした。
点滴・・・左腕に針が刺さったあたしの手。
そら痛いわ。
2人の会話を聞いていると、どうやらあたしは朝から凄い熱だったらしい。
今はお昼の2時。
朝から光河があたしの異変に気づいて心配のあまり医者を呼んだとか。
大した病気ではないがどこかから風邪を貰ってきたようだった。
咳はないけど熱が凄いらしい。
確かに体中が熱い。
