鯖を読んでる転校生=社長!?

あたしは布団に潜り込んだ。

もぉやだ!!

一生ここにいてやる!!

学校もどこにも行かない!!

あたしは拗ねた。

「結輪、機嫌直せよ」

光河があたしのそばで声をかけてくる。

「イヤっ!!」

「あ~もぉ泣くなって」

「泣いてないもん!!」

「はいはい」

光河はあたしの側に腰掛けた。

むかつく。

あたしは機嫌悪いの!!

ほっといてよ!!

「結輪」

「・・・・・」

「ご機嫌ななめ」

バサッ

光河が布団をめくった。