鯖を読んでる転校生=社長!?

トラブルなんて・・・。

前もトラブルあったじゃん!!

あたしはケータイを握り締めてずっと考えていた。

「大丈夫だよね・・・」

光河が無事に家に帰ってきますように。

♪~

あたしのケータイが震えた。

時計を見ると12時。

光河が家を出て2時間が経っていた。

ディスプレイには“新藤”の文字。

「はぃ」

あたしは手に汗を握った。

「社長が・・・」

光河っ!!

あたしは部屋を飛び出した。

「結輪様!!?」

何人ものメイドさんが声をかけてきた。

あたしはそんな声も聞こえないくらい夢中で走った。