しーくれっとらぶ

1人暮らしするもなにも、大学は高校の隣にあるからここから通っても問題ないんだけどな……(笑)。


「なーんだ。よかったぁ」


あたしがそう言うと梨華さんはほっとしたように笑った。


「唯ちゃんいなくなっちゃったら寂しいんだよね」

「はぁ!?俺がいるじゃん」

「聖夜は男だもーん。やっぱり女の子がいいよ。ねー?」


そう言ってあたしに同意を求めるように梨華さんはあたしを見てきた。


『あはは…ι』


若干ふてくされてる聖夜を気にしつつもあたしは梨華さんに笑顔を向ける。


「だからさ、龍君と結婚するまではここにいてね?」


梨華さんのことばにあたしは笑顔で頷いた。


『うんっ♪』


龍と結婚って…―っ///
キャーーーッ////恥ずかしーっ///


それからしばらくは梨華さんの言葉に興奮状態のあたしだった。