あたしはドアを開けた。
部屋に入って龍とあたしは向かい合ようにしてソファに座った。
『…それが別れた理由……?…龍が自分を責めてることなの……?』
あたしは龍を見つめて聞いた。
別れた時に龍は理由は何も言ってくれなかった。
あたしもあの時は理由なんてどうでもよかったんだ。
もう龍から嫌われちゃったんだっていうことしか頭になかったから。
でも今は、本当のことが知りたいよ。
慎君が言っていたこともよくわからない。
龍は何に苦しんでいたの…?
それを聞いて龍は目を見開いてあたしを見た。
「…誰から聞いたん?もう全部知ってるんか?」
あたしは首を横に振った。
『前に慎君と会った時に、慎君が言ってた……。龍が自分を責めて苦しんでるって』
「それだけ?」
『………』
あたしは慎君から言われたことを全部言った方がいいのか迷った。
慎君が言ってたことがもし違ってたら……。
あたしをまだ好きだって言っていたことが慎君の勘違いだったら……。
そう思うとなかなか言い出せなかった。
部屋に入って龍とあたしは向かい合ようにしてソファに座った。
『…それが別れた理由……?…龍が自分を責めてることなの……?』
あたしは龍を見つめて聞いた。
別れた時に龍は理由は何も言ってくれなかった。
あたしもあの時は理由なんてどうでもよかったんだ。
もう龍から嫌われちゃったんだっていうことしか頭になかったから。
でも今は、本当のことが知りたいよ。
慎君が言っていたこともよくわからない。
龍は何に苦しんでいたの…?
それを聞いて龍は目を見開いてあたしを見た。
「…誰から聞いたん?もう全部知ってるんか?」
あたしは首を横に振った。
『前に慎君と会った時に、慎君が言ってた……。龍が自分を責めて苦しんでるって』
「それだけ?」
『………』
あたしは慎君から言われたことを全部言った方がいいのか迷った。
慎君が言ってたことがもし違ってたら……。
あたしをまだ好きだって言っていたことが慎君の勘違いだったら……。
そう思うとなかなか言い出せなかった。
