『なんなのかな?』
「芸能人が来てるみたいだぜ」
園田君が人だかりの元であろう前の方を見ながら言った。
芸能人か…―。
なんか撮影でもしてんのかなぁ?
あたしは妙に落ち着いていた。
「見に行かねぇの?普通女ってこういう時無駄に騒がね?」
園田君はそんなあたしを不思議そうに見ている。
『そうだね。なら誰が来てるかだけ見ていこうかな』
あたしたちはその人だかりの中に入って行く。
だけどその途中で周りの人たちはだんだん去っていった。
『え?なんかみんなどっか行ってない?』
「あー…なんか終わったっぽい」
どうやら芸能人のイベントか何かは終わってしまったみたい。
あたしは背が低いから前の方で何が起こったのか全然わかんなかった。
人がいなくなって、30m先くらいにステージがあるのが見える。
「かなりの人だかりだったみたいだな…ι」
それを見て園田君が苦笑した。
結構人ごみをかき分けてきたのにまだまだ30mも人ごみが続いてたなんて。
どんだけ人気なのさ……。
なんて思いながらそのステージに目をやった。
「芸能人が来てるみたいだぜ」
園田君が人だかりの元であろう前の方を見ながら言った。
芸能人か…―。
なんか撮影でもしてんのかなぁ?
あたしは妙に落ち着いていた。
「見に行かねぇの?普通女ってこういう時無駄に騒がね?」
園田君はそんなあたしを不思議そうに見ている。
『そうだね。なら誰が来てるかだけ見ていこうかな』
あたしたちはその人だかりの中に入って行く。
だけどその途中で周りの人たちはだんだん去っていった。
『え?なんかみんなどっか行ってない?』
「あー…なんか終わったっぽい」
どうやら芸能人のイベントか何かは終わってしまったみたい。
あたしは背が低いから前の方で何が起こったのか全然わかんなかった。
人がいなくなって、30m先くらいにステージがあるのが見える。
「かなりの人だかりだったみたいだな…ι」
それを見て園田君が苦笑した。
結構人ごみをかき分けてきたのにまだまだ30mも人ごみが続いてたなんて。
どんだけ人気なのさ……。
なんて思いながらそのステージに目をやった。
