しーくれっとらぶ

そしてその人は停めてあったバスの中に入ろうとした。











『ちょっ…離してくださいっ…』






あたしは急に怖くなって手を振りほどこうとしたが、握っている手の力が強くて振りほどけない。








『離してっ…龍っ…助けてっ…』









あたしは咄嗟に龍の名前を呼んでいた。