気まぐれな彼。



「どうしたの?」

立川くんは、心なしか頬が赤い気がする。
熱でもあるのかなぁ?

『お、俺…ずっと入学してから加藤のこと見てました!好きです!!』



はい??

今、何とおっしゃいました?



『そ、それじゃ!』


そう言って立川くんは走って言ってしまった。