涙恋ーナミダコイー



「あの新君とデートできるならラッキーじゃない?」



「そうだよね。新君とデート出来るならラッキー…って違ーう!!」



危ない危ない、もう少しでういの言葉に操られるところだった。



「はいはい、それじゃ誘いに行きなよ」


「うー…ういもついてきてよ~」


「何であたしがついて行かなきゃいけないのよ」


「だって…怖いんだもん」


いつも断られてるからそのぶん怖い。