あんたを諦められない自分が嫌だったの。 見れもらえなくても傍に居れるなら、何て思ってたの知らないでしょ? 鈴木新の隣に腰を下ろす。 「ん?急にどうした?」 「別に、良いでしょ?」 「良いけどさ。俺ちょっと眠いから肩貸して」 そう言って私の肩に体重を掛ける。