涙恋ーナミダコイー



あんたを諦められない自分が嫌だったの。


見れもらえなくても傍に居れるなら、何て思ってたの知らないでしょ?


鈴木新の隣に腰を下ろす。


「ん?急にどうした?」


「別に、良いでしょ?」


「良いけどさ。俺ちょっと眠いから肩貸して」


そう言って私の肩に体重を掛ける。