どう謝ればいいのか分からない。


謝って拓真が許してくれるのかもわからない…。


今はごめんねしか、言えないよ…。


それなのに、拓真は私に笑ってくれた。



「結衣は俺の大切な人だし、これからもそれは変わらない…」


そう言いながら、箱からネックレスを取り出せば私の首にかける。


「俺は、結衣が誰よりも愛してるから」