涙恋ーナミダコイー



今結衣は、朝ごはんを作っている最中。


手伝うことを口実に今の状況の発端を聞き出そう。


「結衣、何か手伝おうか?」


「ううん、大丈夫だから」


俺の計画、一瞬で崩れ落ちる。


俺の中では、ここで俺に手伝ってもらえる事を喜んでいる結衣が居て


断られるなんて事考えてなかった。