涙恋ーナミダコイー



これはこれで、落ち込む。


「拓真?どうしたの?」


落ち込んでいる俺に気がついたのか、結衣が俺の隣に座る。


「ごめん。結衣の仕事増やしただけだった」


文句の一つぐらい言われても仕方ないと覚悟してた。



けど、結衣はただ笑って



「良いよ。拓真の優しいところ知ってるもん。私の為なんでしょ?」