結衣が言った通り、ただ結衣の仕事を増やすだけの結果となった。 夫として不甲斐ない、と本気で思った。 それから大人しくソファーに座って、ただ慣れた手つきで掃除をする結衣を見てるだけしか出来なかった。 あっという間に物置化していた部屋元通り綺麗になった。 結衣は、さっきよりも疲れたような顔をしている。 きっと、それは俺のせいだ。