涙恋ーナミダコイー



拓真が言った言葉に周りがザワザワっとなる。


「えー別れたんじゃなかったの?」


「うそー!私にもチャンスあると思ってたのに!」


と女の子たちが騒ぎだす。


私もその場に固まる事しか出来ないでいた。


「それをはやく言えよ」


新君がポンと私の背中を押して拓真の腕の中へをおさめる。