それは、今も変わらない。 拓真の教室に来たものの、何人かの女性方がたくさん集まっている。 しかも、たくさんその方たちに笑顔を見せている。 私にはいつも冷たくて、あんな笑顔なんてそうそう見られたものじゃない。 何でだろうか…? 私と拓真が付き合っているのは学校の皆が知っている。 それなのに入学してからも拓真はモテモテ。 それが一層私の中にモヤモヤとして感情を芽生えさせる。