止めてよ…。そんな顔を見せないで。 もしかして、少しは私の事を何て考えてしまうから…。 いつもみたいに冷たくして突き放してよ…。 なのに拓真は 「関係無くない」 と、腕を握る力をさらに強めた。 「っ!?」 関係くない、その言葉が私にどれほどの期待をさせるのか分からないんでしょ? もう…こんな所居たくない…。 ここに居ると泣きだしてしまうぐらいに、辛い。