涙恋ーナミダコイー




「ありがと。すっごく大切にする」


「そう言えばさ、メアド教えてもらって無いから教えてもらいたいんだけど?」


「そうだっけ?じゃ、特別に教えてあげましょう」


「教えていただきます」


お互いに馬鹿みたいに騒ぐ。


「ちょっと、俺飲み物買ってくるから」


新君はベンチから立ち上がり、飲み物を買いに行ってしまう。


一人になってからもじーっとその写真を見ていた。