涙恋ーナミダコイー



観覧車から降ると近くのベンチに座る。


「あー綺麗だったね!」


「そうだな。写メ撮ってて正解だった」


携帯を開いてさっき見ていた景色を私に見せる。


「あー!自分だけズルイ!」


「そう言うと思った。赤外線で送ろうか?」


「うん!」


お互いの携帯を出し、赤外線で写真を受け取る。