列に並んでいる人は皆、カップルばかり。 何だか気まずい…。 お互い並んでみたもののカップルの甘ったるい空気に耐え事しか出来なくて沈黙を保っている。 もし、ここに来たのが新君が私の彼氏と言うことならばきっと、こんな雰囲気にはないんだけど 残念ながらそれは、無理に近い話。 でも、新君とのデートは、すごく落ち着く事が出来る。 「そう言えばさ…」 そう言ってまた、先ほどのように重たい沈黙を破ったのは新君。