それは、ツボったのか新君はお腹を押さえながらケラケラ笑ってる。 それを見ているとなんだか私までが自然とほほが緩んでいつの間にか一緒に笑っていた。 「あははっ!!新君笑いすぎだよー…」 可笑しくて二人で笑っているとういがずいっと顔を割り込ませて来た。 「も―…二人ばっかりずるいじゃん!」 ぶすっと子供のように拗ねたういが可笑しくて新君と顔を見合わせてまた吹き出す。 こんなに笑ったのはいつぶりだろう? 拓真を思っていたときは、苦しい笑みしかできなかった。