「ヒント?」 そこでぼくは、ヒントを出すことにした。 「黄色くって、ふわふわで、あま~いやつ」 しーくまさんは嬉しそうに、どんっと、むねをたたいた。 「かんたん、かんたん。ぼくも大好物!」 しーくまさんは、背中にしょっていた大きな袋をモゾモゾ。 「はい、どうぞ」 今度はぼくが首をかしげた。