「もちろんだよ。何をお願いする?」 ぼくは、ちょっと考えた。 「う~ん。そうだ! たまごやきを作ってくれる? ぼくの大好物なんだ」 「たまごやき?」 しーくまさんが首をかしげたので、僕はちょっぴり不安になった。 「作れる?」 慌ててどんっと、むねをたたくしーくまさん。 「もちろん。でも、ヒントをちょうだい」