…………すると… ズイッと私の目の前に浅野雄大君の顔が。 俯いて泣いてる私…。 背の高いカレはきっとキツイ態勢のはず…。 フワッと両頬を包まれ、優しく上に向けられる。 「……フッ。目、真っ赤。」 …………カァーっと頬が熱くなっていく。 だって…交じり合った私達の視線…。 カレの目は、これでもかってくらい甘く、優しい目をしていたから…。